まず、下知識として、ポケモンカードの"事故"には、以下の2種類が存在することを知っておいてください。

①回らない"事故"
そもそも何も引けずに0-1で負けてしまったりするものです。
これを防ぐために、一般的にシェイミやプラターヌ博士を入れていると思います。

②倒せない"事故"
デオデオバングルエネルギーは引けたのに、最後の10点が届かず、ブリザードバーンで相手のダークライEXを倒せません。
これを防ぐために、デオキシスEXの枚数を増やしたり、どくさいみんこうせんを入れたりします。


さて、本題に戻ります。
「よるのこうしん」はなぜ強いのでしょうか。

「よるのこうしん」を形作るカードはバチュル、バケッチャ、ランプラー、ダブル無色エネルギーの4種類あり、一般的に4枚フル投入されるため、16枚となります。

「白レック」と比較してみましょう。
「白レック」を作るには、
4×レックウザEX
3×MレックウザEX
3×レックウザソウルリンク
3×ダブル無色エネルギー
3×メガターボ
3×基本エネルギー
4×シェイミEX
の計23枚が必要になります。

次に「ゲッコウガ」をみてみましょう。
4×ケロマツ
4×ゲコガシラ
4×ゲッコウガ
2×ゲッコウガBREAK
5×エネルギー
の計19枚が最低限必要になります。

この3つを比べると、「よるのこうしん」が他のデッキと比べてデッキスペースが余ることがわかりますね。
ここに事故①、②を減らせるカードをふんだんに入れることができます。

なので回せない状況になりづらく、高確率で前にいるポケモンを倒せるデッキが作れます。
「よるのこうしん」は勝ちやすいデッキではなく、負けにくいデッキなのです。

さて、"引き分け"の存在しない日本のルールでは、負けなければそのまま勝ちとなります。
負けづらい=勝ちやすい
が成り立ちます。

よって、「よるのこうしん」は強いデッキとなるのです。

コメント

トムリン
2016年5月2日21:23

「よるのこうしん」は、コンプレッサー3枚を加えて計19枚だと考えています。
それでも、少ないですけど。

プリニー
2016年5月5日0:33

それは行進のサポートであって行進自体ではないです。
ちなみにコンプは4入れてます。

ハル父
2016年5月16日21:47

初めまして。北海道のハル父と申します。
息子が昨日大変失礼なことを言ったと聞きました。
申し訳ございませんでした。

今後ともよろしくお願いします。

nophoto
通りすがり
2016年5月18日15:09

白レックの必要カードとして、
ダブル無色エネルギーが4ではなく3なのはどうしてでしょうか

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索