「よるのこうしん」が強いワケ
2016年5月2日 TCG全般 コメント (4)まず、下知識として、ポケモンカードの"事故"には、以下の2種類が存在することを知っておいてください。
①回らない"事故"
そもそも何も引けずに0-1で負けてしまったりするものです。
これを防ぐために、一般的にシェイミやプラターヌ博士を入れていると思います。
②倒せない"事故"
デオデオバングルエネルギーは引けたのに、最後の10点が届かず、ブリザードバーンで相手のダークライEXを倒せません。
これを防ぐために、デオキシスEXの枚数を増やしたり、どくさいみんこうせんを入れたりします。
さて、本題に戻ります。
「よるのこうしん」はなぜ強いのでしょうか。
「よるのこうしん」を形作るカードはバチュル、バケッチャ、ランプラー、ダブル無色エネルギーの4種類あり、一般的に4枚フル投入されるため、16枚となります。
「白レック」と比較してみましょう。
「白レック」を作るには、
4×レックウザEX
3×MレックウザEX
3×レックウザソウルリンク
3×ダブル無色エネルギー
3×メガターボ
3×基本エネルギー
4×シェイミEX
の計23枚が必要になります。
次に「ゲッコウガ」をみてみましょう。
4×ケロマツ
4×ゲコガシラ
4×ゲッコウガ
2×ゲッコウガBREAK
5×エネルギー
の計19枚が最低限必要になります。
この3つを比べると、「よるのこうしん」が他のデッキと比べてデッキスペースが余ることがわかりますね。
ここに事故①、②を減らせるカードをふんだんに入れることができます。
なので回せない状況になりづらく、高確率で前にいるポケモンを倒せるデッキが作れます。
「よるのこうしん」は勝ちやすいデッキではなく、負けにくいデッキなのです。
さて、"引き分け"の存在しない日本のルールでは、負けなければそのまま勝ちとなります。
負けづらい=勝ちやすい
が成り立ちます。
よって、「よるのこうしん」は強いデッキとなるのです。
コメント
それでも、少ないですけど。
ちなみにコンプは4入れてます。
息子が昨日大変失礼なことを言ったと聞きました。
申し訳ございませんでした。
今後ともよろしくお願いします。
ダブル無色エネルギーが4ではなく3なのはどうしてでしょうか